報告

補習所同期会開催について

近畿実務補習所 第38期生 谷口 誓一

 
 平成24年3月23日(金)大阪東急インにて第38期補習所同期会(第1回)が開催されました。補習所同期会は、日本公認会計士協会近畿会(以下、近畿会)小川泰彦会長の発案により、その企画・運営を近畿会地区会部が担当しています。私は近畿会地区会部長を拝命しているとともに、一般財団法人会計教育研修機構近畿実務補習所(以下、近畿実務補習所)運営委員会委員長を拝命しており、近畿実務補習所第38期生でもあります。そこで、第38期補習所同期会開催の状況報告及び補習所同期会開催に関する情報提供を目的として、寄稿させて頂くことになりました。なお、近畿実務補習所は近畿会、京滋会、兵庫会の三会共通の補習所となっており、補習所同期会は3地域会合同の企画となっています。
 補習所同期会を開催する方法として、近畿会地区会部では、二つの方法を提唱しています。それは、自主開催の方法と代行業者を利用する方法です。
 自主開催では、近畿会事務局に登録している補習所同期会世話人が中心となり、補習所同期会開催の案内、会場の手配、会費の集金、補習所同期会支援金の近畿会地区会部への請求等、すべて世話人が行う方法です。開催の準備等をすべて世話人が行うため、世話人の負担の少ない、比較的少人数の同期会に適していると考えています。
 一方、合格期(合格年期)によっては、補習所同期が100人を超える期もあり、世話人が全て企画・運営することは困難であると思われます。そこで、近畿会地区会部では、世話人の負担軽減を目的として、代行業者を利用する方法も考えました。近畿会地区会部での代行業者選定結果、同窓会本舗(株式会社アラッドブラザーズ)と補習所同期会の開催に関する契約を締結しています。なお、同契約の主な内容は、補習所同期会開催における企画・運営業務を行うこと及び個人情報保護法に基づく個人情報の適切な管理運営となっています。
 第38期補習所同期会の参加対象者は約90名です。このため、世話人(伊藤誠一さん、日潟一郎さん)の負担を考慮して、第38期では代行業者を利用することになりました。代行業者の利用は近畿会地区会部として始めてであったため、地区会部長である私が代行業者との連絡及び同期会の窓口を担当しました。
 昨年(平成23年)11月に第一回の開催案内の発送を実施しましたが、残念ながら、同期生からの反応はほとんどありませんでした。そこで、出来るだけ沢山の同期生に参加して頂きたく、2回、3回とRemindの開催案内を行ったのですが、結局のところ、大阪東急インに集まった同期生は10名でした(参加者:浅野豊さん、大谷智英さん、小柴学司さん、高山和則さん、田邉太郎さん、谷口誓一、日潟一郎さん、日野利泰さん、藤原桂子さん、渡辺浩教さん)。とはいえ、当日は10名全員が定刻に集合し、少人数であった故に、親密かつ和やかに同期会が進みました。我々第38期補習所同期は平成24年10月で公認会計士第2次試験合格20年になります。そこで、これを記念した補習所同期会の開催を皆で誓い合い、無事に閉会となりました。
 今回の補習所同期会の世話人である日潟一郎さんから近畿会地区会部に対して「第38期生同期会活動報告」を提出して頂いております。その中には、同期の近況を知り、思わぬ繋がりがあった旨及び代行業者利用のメリット・デメリットの旨が記載されていました。近畿会地区会部としても、世話人の方々からのご意見を大切に考え、より良い企画・運営を実現して行きたいと思っています。
 このように、補習所同期会が近畿会・京滋会・兵庫会の公認としてオフィシャルに企画・運営されるようになったのは、平成23年9月からです。現在のところ、下記の皆様が各期・年度の補習所同期会世話人になって頂いております。各期・年では企画が進行していますので、同期の世話人から同期会の開催通知が皆様の手元に届いた折には、積極的なご参加・ご返答のほどよろしくお願い致します。なお、世話人不在の年度もまだまだございますので、不在年度での世話人立候補のほどよろしくお願い致します(近畿会地区会部へその旨ご連絡のほどお願い致します)。