報告

分会長会 in 愛媛・松山

準会員会近畿分会 幹事 重松 亮

 
1. はじめに
 平成23年10月8日15時より、ホテル奥道後にて『分会長会 in 愛媛・松山』を開催いたしました。代表幹事5名、高橋広報委員長、春山財務委員長、堀江国際委員長、各地域分会分会長8名、各地域分会幹部15名、オブザーバー6名、及び常務理事井上東先生,四国会会長武士末研郎先生,研修グループ副長清水克様の計40名、活発な意見が飛び交い、各分会が地域を越えて非常に有意義な交流ができ、収穫の多い会となりました。
 
2. 分会長会の様子
●広報委員長・財務委員長・国際委員長からの報告
 司会者から開会の辞が述べられ、来賓の方々の紹介、挨拶があった後、まず各委員長からの報告がありました。高橋広報委員長からは近年準会員会が広報に利用している、動画配信・Twitter・メルマガの現状について、春山財務委員長からは予算状況について、堀江国際委員長からは国際委員会の取組についての報告がありました。
 
●準会員会独自のSNS作成プロジェクトについて
 昨年の100万円規模の予算を用いて大規模な取り組みを行うという100万円企画のプロジェクトの計画として実行されておりました準会員会独自のSNSを作成するというプロジェクトを、今年も継続的に実施するのかという採決がなされた。その際に各分会の幹事同士の間に活発な議論が生まれ、各分会の枠の中では出てこないようなさまざまな意見が飛び交いました。その結果、当該プロジェクトは数年に渡って継続できない、FacebookやTwitterと競合することになるので準会員会SNSに足を運んでくれない可能性が高い等の理由により否決されました。
 
●各分会長による7月からの活動報告
 各分会長が全国総会後から今後の予定を含めた活動報告を行いました。他分会が活発に活動していることを聞き、お互いに刺激を受け合いました。
 
●100万円企画プロジェクトのプレゼンテーション
 今年度の100万円プロジェクトのプレゼンテーションが、東京分会及び近畿分会から発表されました。東京分会は『準会員会大賞』、近畿分会は『準会員会ラジオ』というプロジェクト案を発表しました。『準会員大賞』は、活躍を見せた準会員を表彰し、その表彰についてC.P.A.ニュース等に掲載させていただく等により、広報の充実を図るとともに、準会員会の士気を高めるという目的をもって行います。予定の予算は約90万円でした。また、『準会員会ラジオ』は、ラジオを通信媒体として準会員会の活動報告や、時事問題を準会員が読み解く等の取組を通じて、準会員会の活動の理解の促進を図り、もって広報の充実を図ることを目的とします。予定の予算は、既存のネットラジオ媒体を利用するため、マイク代のみでした。採決の結果、どちらのプロジェクトの趣旨も「公認会計士業界の外部への広報の充実を図ること」を目的としていたため、両方の案を採用し、実現可能なプロジェクトに落とし込む際には、それぞれ不要な部分は除外し、上手くコラボレーションすることで合意しました。
 
●次回の全国幹事会の開催についての決定
 次回の全国幹事会の日程は従来の1月ではなく、新J1の就職活動時期の変更、それに伴った引き継ぎの遅れ等を鑑み、2月または3月上旬とすること、会場は京都とすることで決定いたしまた。
 
●閉会・懇親会
 最後に四国会会長である武士末研郎先生から閉会の挨拶が述べられ分会長会は閉会しました。その後は懇親会が開催され、J2、J1、各分会分け隔てなく交流し、普段よりも内容の濃い交流をすることができました。私自身も他分会の方々と交流する機会はそれほど多くないため非常に良い経験になりました。
 
3. おわりに
 私は初めて分会長会に参加させていただきましたが、活発な議論が飛び交っていたと感じました。来賓として出席していただいた常務理事井上東先生より、現在、会員と準会員の合計が約3万人の登録のうち、準会員がその約3分の1を占めている状況であるというお話をいただいたように、今の公認会計士業界を活性化させるためには、われわれ準会員の若い力が不可欠となっています。今後も準会員会は公認会計士業界の発展に資する活動をしていきたいと思います。