副会長就任のご挨拶 |
副会長 白井 弘 |
![]() 【2007年7月〜2010年6月までの活動の総括】 思えば3年前の今頃は、前監査法人が清算することを決定し、2007年7月末をもって業務を終了するため、クライエントと監査チームを現監査法人に移管することに忙殺しており、非常に大変な思いをした時期でありました。そのような時期に、監査会計委員会委員長を拝命し、委員会の活動に従事して来ましたが、はや3年が過ぎてしまいました。監査会計委員会では企業財務研究会のテーマ選定に苦慮しましたが、何とか時期を得た事例分析を行うことができ、委員会の委員の協力を得て、研究成果を発表することができました。また、監査役協会との共同勉強会では、2009年7月に黒部にて合宿研修を行い、普段行けない関電ルートを堪能することができ、この3年間は非常に忙しいながらも充実した会務をこなすことができたと思っております。研修会の企画においても今までなかった研修会を企画し、公認会計士・監査審査会、証券取引等監視委員会の方々にもご無理を申し上げ講師を引き受けてもらうことができました。 【2010年6月〜2012年6月の活動方針】 2010年6月21日の定時総会において正式に副会長に就任し、総務部をはじめ3委員会を所管することになりましたので、部委員会毎に活動方針について述べてさせて頂きます。 《総務部》 増田明彦委員長の下、会務運営の要であります定期的な正副会長会と役員会についてしっかりと運営して行きたいと思います。各部・委員会の活動が活性化できるよう支援していくことが重要な任務と考えております。昨今、監査法人勤務の中堅・若手会計士が業務多忙のため会務への参加者が減少していることは寂しい限りではありますが、これも従来通りの形式を踏襲していては会務の活動も衰退していくことになります。これは、過去からの重要課題ですが、3年間、小川会長の下、役員会で議論して行きたいと思います。 定時総会や賀詞交歓会についても、出席者は決まった会員であり、中堅・若手会員の出席が減少しており、来賓者が目立つようになってきております。時代の流れに適した中堅・若手会員が参加しやすい形式や進め方等、開催の意義を再度、問い直す必要があると思います。 《国際委員会》 昨年度より開催したIFRSセミナー5回シリーズは非常に会員の興味もあり、参加者が多かったことから、3年間通じて、継続して会員向けのセミナーを企画し開催していきたいと考えております。 《経営委員会》 本部経営委員会の研究成果について、近畿会でも研修会を開催し、研究成果を共有して行きたいと考えております。また、中小企業の会計基準についても経営委員会で検討し、意見を取りまとめて行きたいと思います。 《法務会計委員会》 昨年度まであまり活動していなかったことを反省し、今後の活動テーマをしっかりと議論した上で、活動方針を明確にしていきたいと考えております。 事業計画における概ねの活動方針はできているものの、詳細かつ具体的な活動方針が出来ている訳ではなく、これから、各部長及び委員長と協議しつつ、方針と活動計画を立案していく所存ですので、1年ごとにその結果を御報告できればと思います。 |