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副会長退任のご挨拶 |
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副会長 蔭山 幸男 |
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副会長として2期5年間担当させていただきました。 | |
![]() 2期目は、会員業務部(藤本部長)、厚生・地区会部(種田部長)と税制・税務委員会(安原委員長)を担当させていただきました。1期目、2期目ともに、部・委員長はいずれもパワフルな方々で充実した活動が行われました。この紙面をお借りしましてお礼を申し上げたいと思います。 最近、近畿会には府県・市町村等の公的機関から公認会計士に調査業務や各種委員会の委員委嘱の案件が非常に多く来ています。これは今までに依頼された会員の皆様方が熱心に活動され、依頼者の信頼を得て下さった賜物だと思います。この外部から近畿会に依頼された案件をさばく部門として会員業務部があります。会員業務部では透明性・公平性をモットーに、もっとも相応しい人を推薦できるように努めました。 また、これらの案件の中にはマスコミに取り上げられるような非常にリスクの高いケースがあります。しかし今までのところ、報酬はリスクの程度、業務内容の複雑さ・高度さ等々と関係なく一律に決められています。このため非常に安いケースがあります。藤本部長の強力な交渉により、先方にもこれらの点に理解していただき、この問題が徐々に是正されつつあります。また、この問題に関しましては、他の士業団体との会合時に問題提起し、問題の共有化を進めました。 厚生・地区会部は近畿会活動見直しの一環として、従来の厚生部と地区会連絡部が合体して新しく出来た部です。 地区会活動としては、現在ある14の地区会の活性化支援と情報連絡の役割を担っています。平成12年6月に従来の事務所地を基準とした地区会から、住所地を基準とした地区会に再編を行ったときの地区会活動の目的は、次の2つでした。 (1)各地域に根ざした公認会計士としての社会貢献活動の促進 (2) 会員同士の親睦 地区会が活発に活動するためにはその前提として、まず、会員同士が親睦を通じてお互いに知り合い、気軽に意見交換できる土壌を育成しておくことが大切です。これをベースとしてこそ地域の社会貢献活動ができるものと考えています。 地区会では監査法人等の職場を離れて、他の監査法人の人や独立自営の人など多様な人々に出会うことができます。このためここでは、最近の会社法・税法・会計基準等の実務に即した事例についての相談、事務運営のノウハウ等について本音で議論出来る場でもあります。但し、各地区会によりまして活動状況に開きがあります。任期中に地区会を存続すべきか否かの意見も出ました。地区会の上記目的を再確認し、今後とも皆様方の積極的な参加により地区会活動が活発になることを期待いたします。 厚生活動としては種田部長により、フットサル大会、運動会等が新規企画として開催され、非常に多くの方に参加していただきました。 また、士補会支援の発展形として、厚生地区会部の下部組織「若手他士業交流小委員会」を組織しました。これは、若い人たちが弁護士会、不動産鑑定士協会等の人たちと交流するための組織です。研究会等が活発に行われています。 税制税務委員会は安原委員長が毎月の委員会のほか、弁護士会との事業承継研究会等で活発に活動されましたので、活動しやすいように配慮しました。 また、副会長は全員、2007年の10月3日から5日に開催されました第17回アジア・太平洋会計士(CAPA)会議大阪大会(第28回全国研究大会も併催)の委員も担当させていただきました。 さらに、近畿会60周年記念誌小委員会委員長も担当させていただきました。この企画がスタートした2008年4月は、3月に罹った肺炎の病み上がりということもあり、企画はもとより中心的活動をしていただきました副委員長の高(はしごだか)田篤会員はじめ、委員の上田耕治会員、神谷直巳会員、古野康和会員、事務局の辻本局長、山部氏に非常に助けていただきました。皆様の活動のお陰で、2009年3月31日に無事刊行することができました。紙面を借りてお礼申し上げます。なお、後日談として、この記念誌には国内外の図書館から寄贈の依頼が来ました。 多士済々の人々に出会い、非常に貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。 |
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