編集後記 |
皆さんが本号を手にされる12月頃には、2009年度の公認会計士試験の合格者および各監査法人等への新規就職者は、おおよそ確定していることでしょう。皆さんの法人等での合格者の採用状況はいかがでしょうか。また、本号から近畿CPAニュースを読まれる今年度合格の皆さん、おめでとうございます。本誌を今後ともよろしくお願いします。 さて、新聞報道によると、今年度の公認会計士試験合格者は全国で2,200人前後、このうち近畿での合格者数は500人程度と観測されています。近畿圏内では、昨年度の未就職者が依然就職活動を続けている一方で今年度の未就職者が200人程度も生じることが予想され、合格者の未就職問題は、合格者個人の問題というだけでなく業界としての問題にもなってきています。近畿会では、就職情報のマッチングを支援し、資格登録にかかわる実務経験の範囲緩和などを求めています。今後の私の期待としては、試験合格が就職の条件となったり、就職が資格取得の条件となるようなしくみの見直しにも関心が向かえば良いと思っています。 (11月26日、全国で1,916人の合格者が発表されました。) |
(会報部 上田 耕治) |