地区会コーナー

三会共催定時総会について

吹田・摂津地区会 会長 衣目修三

 

 平成21年7月17日 ヒルトンプラザウエスト5階 の“桃谷樓”におきまして、豊能地区会・北摂地区会・吹田摂津地区会 三会合同の定期総会が開催さ れました。
 まず午後6時から三会別に分かれて定期総会が開 催され、この一年間の事業報告及び収支報告がなさ れ、また次期の事業計画案の審議を通じ、地区会のあり方や活動の方向性等についても意見が出されました。
  定期総会終了後、上方文化評論家の福井栄一氏から“上方の「もののけ」大集合「ちょっぴり怖くてめっぽう楽しい百物語」”・・・上方に伝わるたく さんの「もののけ話」を楽しく説明を受けました。       
 例えば“幽霊”には足が無いが、歴史的に見ると江戸時代の中頃までは足が有り、室町時代の幽霊は頭が下になり足が上になっており髪は下から上に(頭から足元に)たれている様に描かれている。これは、人間が閻魔様に裁かれ、地獄に落ちる姿だったと言う事でした。それが、いつの日か普通に立った姿になり、これでは怖くないと言う事で、江戸時 代中頃から足の無い“幽霊”になったとの事でし た。
 また、姫路城にまつわる“播州皿屋敷”の毎夜お皿を数える“お菊”の話は、姫路城の脱出口を隠す 為に、脱出口のある古井戸に近づかせない為に作られた幽霊話ではないかとか、もののけを5分類し、 それぞれの特徴を楽しく解説して頂き、最後に“もののけ”に憑かれた時の呪文を教えて頂き、全員でこの呪文を唱えて終了となりました。
  この楽しい講演会の後は、桃谷樓のおいしい中華料理を堪能しながら和気藹藹に歓談し楽しい時間を 持つ事ができました。