第43回定時総会記念交流会

総務部長高濱 滋

日本公認会計士協会近畿会定時総会記念交流会が6月5日(金)にホテル阪急インターナショナル6階「瑞鳥の間」において出席者188名(来賓43名、会員145名)を集めて開催されました。
  今年は4月下旬のゴールデンウィーク期間に発生した豚インフルエンザに起因する各種会合等の自粛ムードのなかでの開催ではありましたが、各種団体からも多数の来賓にご出席賜り盛大に開催されました。
  最初に、近畿会中務会長の開会の挨拶があり、現在の執行部任期もあと一年のみを残すところとなり集大成の年としたいとの決意を話されました。 その後、4名の来賓の方々からのご挨拶及びご祝辞を賜りました。
  衆議院議員・公認会計士の谷口隆義様からは、公認会計士として昨年後半からの経済悪化のため当3月期監査は大変であったと労いの言葉をいただくとともに、大阪証券取引所のJASDAQ買取りは大阪金融センター構想の第一歩として大阪が元気になる話題であるとご挨拶いただきました。
 

  財務省近畿財務局長の森川卓也様は、1〜3月の近畿経済はつるべ落としで特に中小企業業績が悪くなっており、金融機関の融資姿勢が最大の関心事であると述べられ、我々にも様々な政府措置との整合性を要望されました。また、公認会計士試験の状況についても触れられましたが受験者微増との報告のみで、我々の関心事である合格率についての言及はありませんでした。
   急遽登壇いただいた衆議院議員の高市早苗様は、経済産業副大臣として公認会計士協会からの提言書に関して拝読した、が選挙を突破した後にじっくりと検討させていただきたいとご挨拶されました。


   最後に日本公認会計士協会本部専務理事の木下俊男様からは、協会本部の重点施策のうち、地方公会計制度への対応、公認会計士試験の状況、会計教育財団発足に関して話しされ、近畿会に対しては豚インフルエンザ後に期待したいと述べられました。
   この後、株式会社大阪証券取引所取締役社長の米田道生様の乾杯のご発声を受け、歓談の時間となりました。米田様からはご発声に際して、JASDAQの買収により大阪証券取引所が日本を代表する市場になるように努力するのでご支援いただきたいと話され、その後、出席の皆様方はなごやかにご歓談されました。

   公務のため少し遅れて到着されました参議院議員・公認会計士の尾立源幸様からは、公会計改革法案の件、及び民主党公認会計士議員連盟の立上げについてお話され、政治の世界は景気のようにもやもやしたものを吹っ飛ばして出直しすべきであるとご挨拶いただきました。
   その後閉会の間際まで出席の方々の歓談は続き、遅くまで盛会ではありましたが、近畿会蔵口副会長より閉会の辞が述べられ、閉会となりました。