報告

第1回 フットサル大会  

川野 兵馬

 平成20年11月29日の土曜日、マグフットサルスタジアム住之江において近畿会厚生部主催の第1回フットサル大会が行われました。これまで近畿会ではフットサル大会の企画をしたことがなく、前例のない初の試みでした。出場チーム数は14チーム、参加者は応援の方を含め140人強の方々にお集まりいただき、フットサルコートを3コート2時間貸し切り、盛大な大会となりました。当日は、12時30分に開会式、13時より試合を開始し、計35試合実施しました。天気は曇り空で寒風が吹いておりましたが、フットサルコートが屋内コートであったため比較的快適に試合をすることができました。
 試合方式は、全14チームによるリーグ戦とし、1試合7分でコートの時間が許す限り試合を行い、その試合結果で順位を付けました。今回は、女性にもプレーヤーとして参加してもらいローカルルールとして女性1人常時参加で1点加点し、さらに女性の得点は3点としました。このローカルルールによって女性の大会参加がしやすくなったと思います。女性の参加するチームは14チーム中4チームで6人参加されました。実際女性で得点された方は、2人おられ3点をもぎ取り、女性の得点の際はひときわ大きな歓声が起こり、大いに盛り上がりました。
 当初は、女性の参加を考慮し、経験者の有無等の競技レベルに応じてクラス分けをしようかと考えていましたが、クラス分けせず試合をしてみると女性でも非常にボールさばきの上手い方が多数おられ、白熱した試合となり驚きました。
 全体を振返って、大きな差がつかず実力が拮抗した大会となったように思います。結果は、1位「FCロッカールーム」、2位「トーマツフットサル部」、3位「新日本有限責任監査法人」となり、1位の「FCロッカールーム」に優勝トロフィーが授与されました。来年は、打倒「FCロッカールーム」を合言葉に次回大会を迎えることと思います。
 今回は、常に白熱した試合となるよう、上位チームだけでなく下位チームにも賞品を獲得するチャンスを設け、8位のチームと12位のチームにも賞品を用意しました。これにより上位入賞の可能性が薄れた場合でも8位と12位を狙い、最後まで試合を楽しむことができました。8位には「FC.IPO」12位には「ホライズン」でした。
 閉会式での授与式では、チーム賞の他に個人賞としてMIP賞(Most Impressive Player:最も印象に残るプレーをした選手)・MVP賞(Most Valuable Player:最優秀選手)・女性得点賞も設け、授与しました。MIP賞には、お二人ともはつらつとしたプレーが印象に残った「GYOSEI OSAKA」福井理恵さん「ヨンイチ」小川裕子さんが受賞されました。3点をもぎ取った女性得点者の方へ贈る女性得点賞には、ゴール前でパスを受けてシュートを放ち鮮やかにゴールした「トーマツフットサル部」俣木幸子さんが受賞されました。もう1人は、女性得点賞&MVP賞のW受賞となった「FC.IPO」薮内恵里奈さんが受賞されました。W受賞となった薮内さんは、大会でもピカイチのボールさばきを披露され、男性陣を翻弄し、なでしこジャパンと見間違うほどでした。
  さらに今回は、応援で多数の方々が駆けつけてくださったので別途応援賞も設け、フットサル大会後の懇親パーティーにて授与式を行いました。応援がキラリと光ったベストサポーター賞には、「PwC Japan」の坪内さんが受賞され、ベストファミリー賞には、かわいいお子さんを連れて家族総出で応援に駆けつけてくださった「GYOSEI OSAKA」高さんが受賞されました。また、ベストショット賞をいい表情を見せてくれた「ホライズン」徳永義広さんに授与し、特別賞を「FC.IPO」関口美幸さんに授与しました。
 フットサル大会及びその後の懇親パーティーともに大いに盛り上がり、ケガもなく大いに楽しめたと思います。参加していただいた選手の方々、サポーターの方々、またサポートしていただきました企画メンバーの方々、当日運営をお手伝いくださった方々、近畿会の職員の方々、厚生部の方々、楽しいひとときをありがとうございました。
 また、次回も皆様と一緒にフットサルを楽しみたいと思います。