編集後記 |
リーマン・ブラザーズ証券の破綻ニュースは、びっくりしましたね!まさか、米国3位の証券会社が破綻するとは1年前には考えられなかったと思います。そのあおりを受けて、他の大手証券会社も買収や新たに出資を受け入れています。そこに日本の大手金融機関が入っていくなんて、バブル崩壊後を思えば想像できなかったのではないでしょうか。この買収・増資が吉と出るか凶と出るかは、数年経ってみないとわかりませんが、お金だけを出しただけという状況だけにはなって欲しくないですね。一方、監査現場としては、この破綻による影響をいかに把握し、財務諸表等に反映させるか神経をとがらせるものと思います。影響は、金融機関、一般企業は言うに及ばず、学校法人に及ぶ可能性もあります。時代の情勢は、確実に変わっていることを痛感した出来事でした。 |
(会報部 古野 康和) |