|
|
野良として会計士を考えてみる |
|
高見亮 |
|
|
|
なぜ会計士の仕事をあらためて考えているかというと、自分が監査法人辞めたということもさることながら、世間へのアピールとしてなんと監査法人をテーマにしたドラマ「監査法人」ってやつがもうすぐ放送されるらしいのだ。(キムタクとか主演にしてHEROみたいなブームを起こして欲しかったが、土曜ドラマなんでローカル感は払拭できんな)。中身を見てみると 独立したときに考えるのが、ドラマに出てこないいわゆる監査をしない会計士の社会的存在意義。我々が知っていたり、経験してきたことも、勉強している人なら大概知っていたりする。となると我々の力って、結局は新しいことや既知のことをあらためて調べる力、他の人がしていない経験を提供することでしかない。そういうことを考えると、常に勉強し、経験を積んでいかなければ取り残される結構厳しい職業だなと思う。 まあドラマの会計士は、おもしろおかしかったら何でもいいのですが、なかなか野良会計士はそうもいかん・・・。監査法人やめた私のこれからを考えてみると でもいわゆる会計士の仕事を色々考えてみたときちょっと寂しくなるのが、あんま革新的なことが起きていない業界だということ。社会を眺めてみると、googleやMixiみたいな今まで想像できなかったような新しいサービスが生まれているのに、会計士業界からそんな仕事って出てないような・・・・。今も色々やっているが結局はいわゆる会計士の仕事であり、まったく革新的ではない。 ということで今やりたいと考えているのは会計士じゃないと思いつかないようなサービスをベンチャー企業として提供すること。色々ネタを考えてはいるが、簡単に出るようだったら誰かやっているよな。でも諦めずに何かやりたいと日々たくらんでいます。 すでに野良になっているので、今後はどっかに縄張り作るか、裕福な人に飼ってもらうか、野たれ死ぬかしかない。今のとこ縄張り作りに邁進しているのだが、実は裕福な人探すのが一番かも。昔は野良犬に吠えられると逝ってよし!!と思っていましたが、今は野良犬見つけたら餌をあげようと思うこの頃です。みんな大変だよね。 |