編集後記 |
相変わらずコンプライアンスが気になる記事が新聞紙面を賑わしています。公認会計士に関連する新聞記事はいつの間にか珍しいことではなくなっています。6月14日からNHK名古屋放送局制作土曜ドラマ「監査法人」(午後9時、全6話)が始まります。公認会計士に対する近時の社会的な批判はあったものの、公認会計士や監査法人は社会の一翼を担う存在として認知された感もあります。 さて、その「監査法人」ですが、協会HPでは「監査法人を舞台に、厳格な監査を行うことが社会的な正義に繋がると信じる公認会計士の一途な仕事ぶりや、その結果として多くの人々が不幸になっていく過程での心の葛藤等、様々な場面が繰り広げられます。」と紹介されています。監査によって、人々は不幸になっていくのだそうです。ドラマを見ないでは語れないことですが、この放送が、「公認会計士・監査法人」よりも「監査」の社会的な役割の認知を進めるものであってほしいと思います。 |
(会報部 上田 耕治) |