会報部とは部員、副部長としてお手伝いをしてきましたが、この2年間は会報部長という責任者の立場で関わってきました。
この2年間の活動で、一番印象深いのは、佐伯会長のもと、関西経済の活性化を考えるというテーマで、財界(関西経済同友会)、自治体(大阪府、大阪市)、大学(関西学院大学)、行政(財務省近畿財務局、近畿経済産業局)、関連士業(弁護士、弁理士)、大阪商工会議所、大阪証券取引所のトップにしたインタビューの記事を1年間にわたって掲載できたことです。
トップインタビューは会報部としては初めての試みで、どうなることかと思いましたが、佐伯会長のリーダーシップのもと、辻本局長の多大なサポートを受け、好評のうちに無事終えることができたと思います。また、トップインタビューを実施したことにより、新しい交流ができ、CAPA開催のアピールもでき近畿会としてはとても良い企画であったと思います。
2年目に入り、新たな企画として、「会計士から見たアカウンティングスクール」ということで、公認会計士で、大学のアカウンティングスクールで教鞭をとっておられる方々に投稿してもらいました。また、本部専門員の方に、審議内容等の報告をしてもらい、本部の動向を知って頂くようにしました。他士業の方からの投稿、本の紹介を新たな企画として掲載しました。
投稿では、ホットな話題(粉飾決算関係)に関するものなどを掲載してきました。
また、読者に投稿者を身近に感じてもらうため、できるだけか顔写真を掲載しました。
さらに、2007年10月のCAPA大阪大会の開催準備を、「CAPAだより」として掲載しました。
継続テーマとして、「開業奮闘記」「Back to The Future」も掲載しました。
ただ、いろいろ企画は試みましたが、読者が増えたのかというと?です。
多くの会員に会報を読んでいただくためどうすればいいのか、いつも議論にあがるのですが、なかなか思うようにはいかなかったというのが実情です。
「会報の役割」をもう一度原点から考え直し、掲載記事のあり方を考えることが必要かと思います。
今後は、若い世代の会計士の方々の参画によりもっと魅力のある会報としてもらうよう、次期会報部長にバトンタッチしたいと思います。
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