英語教室を受けて

廣瀬 恭子

 
 今回、英語教室の中級を受講させて頂いて大変有意義であったため、一人でも多くの皆さんにこの英語教室の楽しさを知って頂きたくこの記事を書かせて頂きました。この近畿会主催の英語教室は受講する前から興味があり、前回も申込みをしていたのですが、その時は募集が多く抽選から外れてしまい、その後、3ヵ月後に今回の英語教室でちょうど空きがあるとの連絡を頂き、喜んで参加させて頂くこととなりました。
 中級コースということもあり、みなさんのレベルもきっと高いんだろうなと思って初回は少し不安な気持ちもありました。教室の中に入ると、すでに教室で待機されている方がいらっしゃり、おそらく社員さんであろうと思われる年齢の方が大半を占めていました。そこで、“場違いじゃないかなあ。”と、ますます不安が募りましたが、授業が始まると皆さん気さくで楽しく、英語で話すためか敬語も不要でフランクに会話ができ、緊張も徐々に解けていきました。授業の前にまず、講師の方が白い紙をそれぞれに渡し、それを三角に折って、三面のそれぞれに氏名、名前、あだ名を書くように言われました。そして、それぞれが呼んでほしい面を前に向けて置くように言われました。そこで、ある生徒の方が“あだ名なんて思いつかないなあ。じゃ、これにしよう!”と、書かれた紙を見ると“SENSEI”と書かれてあり、なるほどと少し納得してしまいました。それから授業の間は、ずっとその三角の紙を持参して、その呼び名で呼んでいたため、授業の回数を重ねるたびにお互いの親交が深まっていったような気がします。
 実際の授業は、ビジネスを中心とした内容で、ミーティングをセッティングしたり、ビジネス上の会話の始め方を学んだり、自社製品をアピールしたりと、すぐに実践で使えるような英語ばかりでした。また、会話だけでなくE-Mailの書き方の授業もあり、あるテーマが与えられ、そのテーマに沿ったE-Mailを実際に紙に書いてみて、講師の方がそれを読んで修正して下さるという方法でした。テキストは、ユニット14まであり、授業では最後まで終わりませんでしたが、今後の自己学習としても大いに役立つ内容ばかりで、CDも付いているためヒアリングの練習にも役立ちました。
 講師の方は、大体がイギリス人の講師の方でした。大変優しく、なかなか単語が出てこなくて、しばらく考え込んでいる時でも気長に待って下さったり、私のたどたどしい英語を少しでも理解しようと努めて下さったりと、リラックスして英会話ができる雰囲気を作って下さいました。
 毎週土曜日の午後1時から3時で6回のコースだったためか、あっという間でしたが、いろんな法人の方ともお知り合いになれ、これからもっと英語を頑張ろうという刺激も受け、大変有意義な時間をすごせたと思います。この記事を読んで少しでも興味をもたれた方は、ぜひ次の英語教室に募集してみて下さい。土曜日の貴重な2時間を費やしても余りある充実した時間が過ごせることを保証します。

以上