|
|
京阪地区会報告 |
|
京阪地区会会長 乾 一良 |
|
平成17年度の京阪地区会の活動は十分ではありませんが、地区会の定時総会は、7月31日に、大阪ガスビルにて例年通り開催しました。当日は近畿会の役員を除き、7名の方々が出席され、なごやかな総会で終始しました。 さて、私の会長職は、当年度で第4年目に入ることになりますが、当初は活発に活動していきたいという目標がありましたが、これが実践できておりません。この理由は、まず第1に、参加者が平成18年3月末の地区会会員165名の1割にも満たない人数で、かつ若い30歳代から40歳代の方が参加して頂けないこと。第2に、私自身を含め、皆様方は忙しすぎて、地区会活動の親睦にまで時間を割くことができないこと等と推察しています。例えば、ゴルフ親睦会の参加者を募ったところ4名で、これでは個人的な催しと批判されるのではないかと思い、中止した次第です。最近での地区会対抗ボーリング大会の参加者が少人数であるのは、この端的な例ではないでしょうか? 昨年の任期交代時に、様々な親睦行事を考えて頂けるような、どなたか会長をお願いできないものかと思った次第ですが、どなたも代わっていただけませんでした。後任を見つけない限り、現任が継続するものと地区会長の会議で、ある会長が発言されて、「ああ、なるほど」と思いました。 ところで、私は、最近では地区会そのものの存在意義が疑問とさえ思っております。平成12年に会員相互の親睦及び情報交換を目的として、住所の地域割りによる地区会が発足し、当初は、地域社会との交流もその目的の1つとなっていました。しかしながら、親睦のための交流でさえ人集めができないのに、まして地域との交流などできるはずがないというのが実感です。現状は、特定の方が近畿会の貴重な予算を使って単に親睦のため地区会が存在しているよう思えてなりません。会計士を取り巻く環境が激変している中で、このような親睦のみの組織が継続することは到底考えられません。厳しい状況であるからこそ「ちょっと一息」という方もおられるかもしれませんが、こういう時期こそ組織の見直しが必要ではないでしょうか。会員間の親睦のためだけであれば、厚生部があるのですから。 8月号の近畿CPAニュースで、地区会活動のアンケート調査結果を見て、何を地区会活動に期待しているか、近畿会の会員数の1割にも満たない57名の回答者から判断されているとすれば、ミスリーディングする可能性が大きいといわざるを得ません。 京阪地区会の活動報告を記事にという要望でしたが、積極的な活動ができていないことを棚に上げて、地区会のあり方について日頃の疑問点を書かせて頂きました。ただ、近畿会の役員執行部皆様の活発な議論の対象にしていただけたらと思い、あえて記事にした次第です。 なお、地区会の会長の残された1年の任期中には、その責務を果たすため親睦ゴルフのほか、忘年会か新年会などを計画しております。期待はしておりませんが、地区会の会員の皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。 |