地区会コーナー

三地区会合同総会

豊能地区会会長 五郎川 康

   7月29日(金曜日)、北摂、吹田・摂津、及び豊能三地区会の合同総会及び懇親会を、箕面山中の箕面温泉にて開催しました。三会合同の総会及び懇親会は昨年同じ場所にて開催したところ、出席会員から好評であった為、今年も同会場にての総会及び懇親会を企画したものです。
 元々三会合同開催は、地区会のこの種の会合には会員があまり集まらない為、合同にて行う事により、普段あまり会う機会が無い他地区会所属の会員同士の親睦を深め、且つ関連して発生する費用を効果的に使うとの趣旨からの苦し紛れの企画であったのですが、それなりの効果は上がっていると思われます。
 当日は、総会に先立ち、午後6時より近畿会会長の佐伯 剛先生を講師に招き、近時、我が会計士業界の将来に大きな影響を及ぼした、カネボウ及びライブドアー事件に関連して金融庁を始め、関連団体による会計士業界の品質管理に関する関与の仕方、及び公認会計士協会の対応について、具体的な事例を交えながら解説して頂きました。
 話題の内容が、我々公認会計士の主たる業務である監査業務に関する事である為、一時間の予定を大幅に超えての熱い議論が噴出し、司会者が何処の時点で終止符を打つか大いに悩んだホツトな、且つ有意義な研修会であったと自負しています(因みにCPEは一単位)。
 この様な有意義な研修が、わずか20数名前後の会員のみの出席であった事は、残念でしたが、普段の研修と異なり全員が討議に参加出来た事は、研修効果抜群との理解です。
 研修会に先立ち、時間に余裕のある会員は温泉にて一汗を流しての参加でしたが、会長はその余裕も無く、猛暑のなか箕面までお出で頂き、自ら直に貴重な話をしていただいた事は企画側としては大変有り難く且つ感謝いたしております。
 各地区会に分かれての総会を順調に終了した所で、お待ち兼ねの懇親会が豊能会副会長の栗原貴子氏の司会によりスタート、枡田圭児吹田・摂津地区会会長の開会の挨拶、中務裕之地区会担当副会長挨拶、出席会員の中の最年長者の沖見桂祐先生の乾杯の発声により、賑やかな会食となりました。

 豊能会副会長、山内一浩氏の手配による、愉快なJazz&bluesは、ネーミングから、お座敷にての宴会に少しそぐわないのではとの危惧が有ったが、ハーモニカとギターと女性ボーカルの三人のセッシヨンは想像以上にて、ビブラートの利いたパンチのある美声には、初めのスタンダードナンバーから驚かされ、リズミカル、且つ力強いハーモニカ、歌声にピッタリ寄り添ったギター、チームワークの良さ(何処かの監査法人あるいは会計事務所と同様)、大阪人独特のブラック・ユーモアー、比喩歌に、多くが引き込まれてのアンコールまでの小一時間はあっという間に過ぎました。
 また、孫ほども年が違う若手の会員と最長老の会員がお互いに冷酒を酌み交わし、楽しく会話をされているのを見るに付け、活動の規模は小さくとも、会員相互の親睦を深める為のこの様な活動は今後とも意義が有ると思えたのは、筆者ばかりではない事を願っています。
 名残を惜しみながら、八木春作摂津地区会会長の締めの挨拶の後帰路についたのは、10時をかなり過ぎており、夫々が楽しい、且つ有意義な時間を過ごされた事でしょう。
 秋には、恒例になりました三会合同の“栗拾いと懇親の夕べ”の企画を考えています。
 該当地区会会員のみならず、近畿会会員全員を対象に考えていますので、ご家族揃ってのご参加を御待ち致しております。
 その折には、改めて近畿CPAニュースにてご案内申上げますので、どうぞ御見逃し無きよう、ご覧下さい。                           

以 上