みなと地区会の活動について

みなと地区会会長 金 志煥

 
【みなと地区会とは】
   みなと地区会は神戸市以西の会員で構成されていますが、会員在往のエリアとしては神戸市から姫路市まで広範囲にわたっており、会員数は平成17年6月末現在で242名となっています。また、地域の特性として、兵庫会のエリアと重複しており、兵庫会との交友関係を深めるために、みなと地区会の会長が兵庫会の会友となっています。
 
【みなと地区会の活動方針】
   みなと地区会は、上記のようにエリア的には広いこともあり、できるだけ地区会の会員の皆様に親睦を深めて幅広く参加して頂けるような活動を行うという趣旨で、以下の活動方針を打ち出しています。
1. 会員の親睦を深めることはもちろん、会員の家族やご友人にも参加できるような若い世代やファミリー向けの企画を考えることにより、会員の幅広い参加を目指すこと。
2. 地城に密着したみなと地区会ならではと言える活動を行うこと。
3. 地域の特性から、兵庫会との交友を深めること。
 
【平成16年度の活動報告】
  上記の活動方針に基づき、みなと地区会としては概ね年3回の活動を行っており、平成16年度は以下の活動を行いました。
 
(毎年6月に行われる総会及び会員の親睦会)
   みなと地区会の活動は、毎年この総会からスタートします。昨年の活動と収支状況を報告し、新年度の活動方針や計画を検討しました。その後、定時総会に引き続きCPE研修会及び懇親会を行いました。(参加者 21名)
 今年は、神戸元町のフレンチレストラン「ル・ピストロ」でにぎやかに総会が行われましたが、みなと地区会の会員でもある佐伯会長(当時近畿会副会長)から、CPE研修として本部及び近畿会の協会活動報告をして頂き、普段あまり聞けない貴重なお話をお聞きしました。
 
(毎年秋に行われるアウトドアの企画)
   みなと地区会の活動で一番重点を置いているアウトドアの企画であり、今回は若い世代やファミリー向けに、緑あふれる「神戸の山」六甲山上で自然と音楽と夜景と食事を楽しむ「よくばり企画」となりました。(参加者 45名)
当日は、松山兵庫会会長にもご出席頂き、後日兵庫会ニュースに同会長による参加体験記事も掲載頂きました。
 今回は、オリジナル企画が功を奏したのか、参加者が過去最高の45名となり(会員及びその家族友人含む)、六甲高山植物園の散策やホール・オブ・ホールズ六甲でのオルゴール製作体験などを楽しみ、メインは「オルゴールnightコンサート」で、1時間余りにわたり所蔵のオルゴールの懐かしい、心癒される音色をはじめ、自動演奏楽器の優雅な音色を特別プログラムで楽しみました。
 そして、お待ち兼ねは六甲オリェンタルホテルでの食事会です。プッフェ形式でのディナーで会員とそのご家族・ご友人が心ゆくまでの食事と歓談で盛り上がり、ホテルからは1000万ドルの夜景を眺めることができました。食事の後には会員のご家族の方の即興ピアノ演奏も行われ、あっという間に楽しい時間が過ぎて行きました。
 今回の企画については、会員だけでなく、そのご家族やご友人にも概ね好評の感想を頂くことができ、このような会員の皆様に喜んで頂けるような企画があれば、より一層の会員の親睦に繋がるものと思いました。
 
(毎年冬に行われる味覚の企画)
   毎年、冬の企画として、冬の味覚を楽しもうということで、神戸の「うまいもの店」を訪ねる企画が中心です。今回は、神戸ならではの企画として、震災10年記念イベントとして、「震災の体験を今後に生かす」こと、「復興の現状を総括し今後の課題と対応を考える」ことをテーマに、HAT神戸の防災センターの見学と六甲オリエンタルホテルでの神戸市職員による講演会、及び懇親会を行いました。(参加者 25名)
HAT神戸の防災センターでの震災体験コーナーで激しい揺れ体験をした後、神戸市職員による講演で震災10年を振返り、あらためて震災の恐ろしさ、震災後の復興の大変さを感じた次第です。その後、秋の企画と同様、六甲オリエンタルホテルでの食事会を行いました。
 
【平成17年度の活動計画】
   以上、平成16年度の活動報告をさせて頂きましたが、平成17年度は引続きみなと地区会の活動方針に基づき、できるだけ幅広い層の会員に興味を持って頂けるような企画を考えています。
 秋に行われるアウトドアの企画は、初めての試みとして、貸切バスでミニ旅行(淡路島観光)の企画(震災関連の施設見学など含む)を決定しており、今後もCPE研修会&懇親会を通じて会員の交流を深めたいと思います。