地区会コーナー

今時の河内地区会

河内地区会会長 松 田  茂

 
 去る7月29日第5回定時総会を開催しました。同日、役員会、懇親会並びに私が創立したわけではないのですが、創立5周年記念事業として、会員の皆様方の業務に役立つ特別セミナー「中堅・中小ベンチャー企業に対するアドバイザリーサービス」(講師:村田 智之先生)を実施しました。しかし、既に夏休みを取られている先生方も多くあったと思われ出席率は5.6%(出席人数は敢えて申しませんが)と極めて低調でした。よって定時総会は定足数を終始満たさないまま、議案に対するヤジ、反対意見もなく粛々と進み、今のところ総会無効の訴等があったとは聞いていませんので、私を含め以下の役員の方々が再選されましたことをご報告いたします(敬称略)。
 
副会長: 高田 喜次、村井 一雅、久保田 昌宏、高山 和則、辻井 泰弘
幹 事: 梅林 健一、白江 伸宏、坪田 真治、藤原 祥孝、北山諒一、猿橋 貴夫
監 事: 橘高 英治
相談役: 津村 庄八、田中 隆夫
 
 総会終了後の懇親会は、北に繰出し猛暑のなか、山形牛のしゃぶしゃぶに舌鼓をうち、越境相談役の田中隆夫先生の人生訓話・子育て論・健康管理・旅行談義・恋愛指南・事務所運営等についての講義に聞き入りました。先生のお話はいつもうん蓄深く一度河内地区会の正式行事として有料で企画したいと考えています。
 昨年度の河内地区会の主要な活動状況は以下の通りです。尤も主要な事以外は行っていませんが、出来るだけ多くの会員が参加していただき、特に監査法人勤務の会員と開業されている会員との相互交流の輪が少しでも広がるよう企画しました。集客は惨憺たるものでしたが、出席していただいた方にはたいへん好評だったと自ら納得しています。
平成16年12月:文化セミナー「アフリカ、きのう・きょう・あす」(講師:Dr. J. B. Bagamboula−コンゴ共和国人) <やはり通訳をつけるべきだったか>
平成16年12月:懇親忘年会
平成17年2月:東大阪商工会議所訪問
平成17年2月:八尾商工会議所訪問
平成17年3月:勉強会「米国の最新監査事情と我が国への影響」(講師:橘高 英治先生)  <予習なしでは少しキツかったかも>
 
 東大阪並びに八尾商工会議所訪問は、河内地区会の会員の約60%が住んでいる東大阪市・八尾市の商工会議所との交流を図り、地区会会員の業務支援に繋がるような機会を少しでも得るよう行いました。この8月には中小企業の実務に配慮した「中小企業の会計に関する指針」が公表され、また、新しい会社法では、取締役と共同して計算書類を作成する会計参与制度が新設されました。中小企業と言えども社会からの信頼・信用がなければ維持・発展は望めません。これらの法改正を受けて、前向きに社内組織や会計を整備しようとしている中小・中堅企業に対して、我々地元の公認会計士の活躍の場がもっと広がると考えています。
 今年度の事業計画は、定時総会で以下のように決まりましたが、この記事を読まれた河内地区会(東大阪市、八尾市、柏原市、松原市、藤井寺市、羽曳野市、富田林市、南河内郡)の会員の皆様方は、今からでも遅くはありませんので地区会で実施すべき活動、親睦企画等ございましたらどしどしご提案いただきますようお願いいたします。
1. 会員相互の親睦:
  親睦会を実施し、地区会で独立開業されている方と監査法人に勤務している人が互いの違いを理解、尊重しあいながら、相互の親睦を深め、地区会の基礎作りをする
2. 市町村等行政との交流:

(1)

地元の商工会議所、市役所、町役場との交流、

(2)

地元ベンチャー企業育成に必要な支援活動
3. 会員業務への支援:
  河内地区会会員の業務支援に繋がるような活動を行う
4. 情報発信:
  地区会の活動状況を会員及び近畿会本部に発信すること
5. その他:会員の皆様の声を反映した民主的運営
 

以上