編集後記

 
3月決算の監査も落ち着いてきて、ほっと一安心しておられることと思います。この3月決算から商法でも連結計算書類の作成が導入され、決算発表の早期化もあり、監査日程が益々タイトになってきています。5月の連休の返上(これは今までどおり)に加え、連日の残業、なかには2週間以上休みなしの方もいらっしゃることでしょう。いまさらながら、会計士はタフでなければと思います。新聞紙上では、粉飾決算の記事が賑わしており、監査の精度が問題とされています。コーポレートガバナンスも視野に置いた監査、リスクアプローチによる監査がますます重要となってきています。
 
戦後60年が経過し、「もはや戦後ではない」という言葉を耳にしますが、中国、韓国との関係、また、フィリピンミンダナ島で元日本兵の生存を伝える報道に、まだまだ、日本の戦後は終わっていないということを感じます。
近畿会の役員も6月から新体制となります。私も、会報部長を努めることになりましたが、充実した会報になるようにしていきたいと思います。
最後に、澤前事務局長には16年という長期にわたりお世話になり、本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げます。

(会報部長 林 紀美代)