近畿会幹事(事業部)を終えて |
前事業部長 川端 茂樹 |
![]() もう10年程前になりますが、本部経営研究調査会委員に近畿会より推薦され、当調査会において、公認会計士が行うコンサル手法というテーマに取り組むことになりました。そのことがきっかけで、個人的にも社会経済生産性本部主催のセミナーや研究会に参加し、さらに本場米国のコンサルティングの実態や企業人、コンサルタントに生に触れるべく、米国生産性本部のセミナーや発表会に参加するため、渡米すること98年までの4年間で8回に及びました。この間、あのピーター・F・ドラッカーの講義を直に聞くチャンスにも恵まれ、経営手法のみならず、その底流にある人間哲学、米国流の経営哲学といったものにも触れることができました。米国では、主に大企業向けで、決してベンチャー企業向けの手法を学んだわけではなかったのですが、その後、イタリア他外国のベンチャーと接する機会、提携の機会があり、自分が当初予期しえなかったところに現在足を踏み入れている感があります。その意味では、監査や税務とは全く違った分野の方々に触れ、若干の不安と大きな期待感のある中、また本来の監査や税務の世界に回帰し、自分の原点を確かめつつという日常を過ごしております。 一方、近畿会経営委員会においても、3度に亘るコンサル手法、ベンチャー研究レポートの作成に副委員長あるいは委員長として参画し、会計士として監査現役バリバリの皆様方から随分と学ばせて頂きました。また成果としてプライベートではありますが、旧委員会メンバー執筆によるベンチャー本の発刊も果たすことができました。 最後になりましたが、事業部では監査会計に関するセミナーを中心としつつ、旧経営委員会での研究成果を一般企業の方々に直接発表する機会にも恵まれました。 近畿会役員、会員諸兄、諸先輩方、ご指導、ご支援本当に有難うございました。 |