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会長就任のご挨拶 |
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日本公認会計士協会 近畿会 |
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■ | はじめに | ||
![]() すでに「第40回定時総会議案書」で、次年度事業の基本方針及び重点施策を記載し、6月6日の定時総会で承認を頂いておりますが、再度その趣旨を角度を変えて具体的にお伝えしたいと思います。 |
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■ | 基本方針と施策 | ||
関西経済の活性化に向けて、公認会計士の役割り・存在を示し、2007年の退任時に「近畿・関西の公認会計士は元気だ!」と言われる近畿会にしたいと考えております。その為の主な施策として次のものを考えており、担当頂く各役員・部長・委員長と予算処置を済ませております。 | |||
@ | 公開役員会 | ||
近畿会の業務執行の要である役員会は、年間10回を予定しています。その内の一部を、補修生及び一般会員の方々に公開することで、役員と会員との距離を埋めたいと考えており、出来れば試験的に年末前後を予定しています。 | |||
A | 関西経済トップ座談会 | ||
関西経済を担う財界・行政・自治体等のトップの方々との座談会を行い、公認会計士の役割り・期待をお聞きし、従来以上に産官学とのコミュニケーションをより強力に図りたいと考えています。 | |||
B | 経済団体との共同企画セミナー | ||
商法等の改正で、「会計参与」・「中小企業の会計に関する指針」・「内部統制検証」等の注目が高まってきます。この時期に、これら旬のテーマを大阪商工会議所・大阪証券取引所等と共同で外部セミナーを企画し、参加者アンケートを分析し、その結果を公表することで公認会計士の存在を社会にアピールしたいと思います。 | |||
C | CPEの充実強化 | ||
関西3会でCPE研修を共同企画し、協会本部委員会・学者・関係士業(弁護士・弁理士等)の講師を招聘した、より良質のCPE研修を会員に提供したいと考えています。また、CD-ROM等の新しいツール・メディアの利便性も検討し、量的にもCPE研修機会の増加を図りたいと考えています。 | |||
D | 公認会計士の就職先流動化 | ||
新人リクルートのみならず、30〜40代公認会計士の就職先流動化のインフラ作りを進め、専門業者の意見も聞きながら、会計・監査の専門家がより多く社会で活躍できる仕組みを検討したいと考えています。当面は、就職情報の収集・提供から模索したいと思っています。 | |||
E | 社会貢献 | ||
今年は阪神淡路大震災10周年です。巨大自然災害義援金の社会的システムの在り方(監査・情報開示等)について、例えば昨年の台風23号を調査対象とした提言を行いたいと考えております。 | |||
F | CAPA大阪大会 | ||
2007年10月にアジア太平洋会計士会議が大阪で開催されます。1000人を超える規模の国際会議を、近畿会が核となって企画準備し成功させるべく、本部・CAPA大阪大会実行委員会構成メンバーに近畿会正副役員が全員就任しました。CAPA大会を中国・韓国との会計士間での絆を深める絶好の機会としたいと考えています。 | |||
G | 本部組織見直し | ||
来年の協会本部総会に向け、大幅な協会組織、ガバナンス改革が行われる予定です。現在、近畿会は本部に2名の副会長を送り込んでおり、今後のJICPAの在り方についてバランスの取れた意見を新設した「本部組織見直特別委員会」を通じて提言していきたいと考えています。 | |||
■ | おわりに | ||
会長就任の主な「公約」を述べさせて頂きました。2年後にどこまで結果を出せたかについて「会長退任のご挨拶」で総括したいと思います。副会長5名を加え、誠実に丁寧な会務運営を目指しますので、会員各位のご理解ご協力を宜しくお願い致します。 |