投稿

「CPAのための英語教室」に参加して

廣橋 里美

 
 ある日の夕方、事務所に戻ると、メールボックスに見慣れた茶色の大きな封筒が入っていました。会計士協会近畿会からの郵便物です。何気なく中を見てみると、一つ気になるものが。それは「国際交流特別委員会主催 CPAのための英語教室開講のご案内」でした。いろいろなことをいろいろな視点から受け入れられるタフな人になりたいと思っていた私は、英語をその手段の一つと考え、勉強を始めたいと考えていたからです。そこで、会計という世界を通した英語の勉強に興味を持った私は、帰宅後、早速申し込んだのでした。
 この英語教室には、@CPAのための英会話とAライティング英語の2つのクラス(定員各10名)が設けられていました。私はどちらにも興味があったので両クラスに参加。毎週土曜日ベルリッツで、@は10時からAは13時からの各2時間、全5回という気軽に参加しやすい短期のプログラムでした。

英会話教室(上)とライティング(下)のメンバー
@  CPAのための英会話のクラスは、ニュージーランド出身のネイティブの講師で、参加者は様々な方面で活躍されている年代も様々な会計士の方々。カリキュラム内容は、初対面での親睦や、職務の紹介、電話の掛け方、アポイントの取り方、訪問の仕方など基本的なものです。
 若干ハイテンション気味の講師の見事な手腕と参加者の個性の絶妙のハーモニー・・・私たち参加者はこの教室で初めて顔を合わせたにもかかわらず、いつも笑いが絶えず、非常に和やかな雰囲気の中で進められて行きました。自由に発言・質問できる雰囲気であったうえ、私たちの一言一言に丁寧に耳を傾けて下さった講師に恵まれ、あっと言う間の二時間でした。
A  ライティング英語のクラスは、日本人の講師で、こちらの参加者も各方面でご活躍中の会計士の方々。ビジネス英語を中心に英単語や文法、英訳・和訳を学びました。毎回少量の宿題が与えられ、私はそれですらこなして行かないことが多かったのですが、それでも忍耐強く、ご自身の溢れんばかりの知識を惜しみなく与えようと温かく指導してくださった講師のおかげで、英語の感覚を少しずつ思い起こすことができました。
 
 土曜日の朝、梅田駅構内を走り抜け、ベルリッツに駆け込んでは寝ぼけ頭で席に着く。そうこうしている間に先日最終回を迎えてしまいましたが、職場を越えて英語や国際交流に関心を持つ方々とご一緒させていただき、楽しい時間を過ごさせていただいたことを大変嬉しく思っております。ありがとうございました。
2007年大阪で開催予定のCAPA会議を控え、近畿会の国際交流特別委員会では、今後も英語教室の開催を計画されているとか。少しでも興味を持たれた方はぜひ受講をお薦めします。会計士補の方もどんどん参加してみて下さい。今回の参加者のうち会計士補は私一人でしたが、きっと良い刺激を受けられますよ。
 今回参加された皆様、そしてこれから参加される皆様、また近いうちにお会いしましょうね!