地区会コーナ−

会員の皆様能勢へようこそ

豊能地区会

 豊能地区会は、平成16年度の事業計画の一環として会員相互間の懇親を深めるため、平成16年10月2日(土)に「栗拾いすきやきパーティ」が催されました。このようなすばらしい催しを豊能地区会会員の皆様だけでは勿体ないとの役員会の意見により近畿会会員の皆様にも参加を呼びかけましたところ、三宅前会長親娘を始め多くの会員およびご家族のご参加がありました。
 10月2日午後3時能勢電鉄山下駅に集合、阪急バスの小型チャータ便(副会長戸奈先生にお世話願いました。)にて出発しました。参加人員25名当初の予定人員より遥かに超えて補助席を使用する満席となりました。県道604号線を北上し最初の目的地小林栗園へは約20分の道のりです。その間に五郎川豊能地区会会長の挨拶、山内副会長よりスケジュールの説明がありました。左に一庫ダム知明湖の眺めはすばらしい風景です。一庫のキャンプ地は冬以外多くの人々で賑わいます。夏には野間川では蛍が飛びかい、街路灯の下には甲虫、鍬形虫が寄ってきます。知明湖を過ぎると能勢町の田園風景へと変わります。人影もなく物音一つしない無声映画を見ているような風景です。県道を逢坂峠の方へ左折し小林栗園に到着しました。ご主人を始め家族の方の温かい出迎えを受け、御主人より栗園での栗拾いの説明を受け網袋と30cm程の竹串を手渡され栗園に入りました。各人思い思いに竹串でイガを取り外し中から出てくる大きな能勢栗(銀寄)に目を見張らせました。30分程の短い時間でしたが、袋一杯の人、数個しら採れなかった人もいましたが、ご主人より袋一杯にしてもらい全員笑顔で記念写真を撮りました。
 第二の目的地は、但馬牛によるすき焼きパーティの会場「牛福」です。御家族一同の名残惜しい見送りを受け逢坂峠を越え能勢町役場へと向かいます。能勢町には名所旧跡数々ありますが、能勢の浄瑠璃が有名です。毎年6月に浄瑠璃シアターにて講演されます。国道173号線を南下し途中(くりの郷)能勢町観光物産センターを見学して牛福に到着しました。 牛福は、直営福井牧場よりの但馬牛を使用している地元では有名なお店です。値は少し張りますが味の方は自信を持って美味いと言えます。赤肉を大皿一杯に並べられておかわりも出来るそうで、予算の方は大丈夫かと思われる豪華なものでした。会長の再度の挨拶、各会員の自己紹介、乾杯の音頭の後、各テーブルですき焼きの用意にとりかかりました。食欲をそそるなんともいえない香り、納得のいくまで思いっきり食べようと思います。左党には能勢の名酒秋鹿がお薦めです。男性的なきついお酒で冷酒よりは燗酒に向いているように思います。
 宴酣、各人現在の話し昔の話しに楽しく語り合いました。世間は広いようで狭いもの、会員の皆様と話し合っているうちに昔の仲間の近況もわかりお互いに元気で過ごしていられる事を感謝しています。年を取ると人恋しくなり、出来るだけこのようなも催しに参加するようにしています。又若い会計士の人達とじっくり話し合える場であり、新鮮な考えを吸収して若返りたいと思います。
 但馬牛をたっぷり食べ、秋鹿、ビールとそれぞれにいただいて、酔いにまかせて話しに夢中になっているところで残念ながら時間がきてお開きになりました。三宅前会長の挨拶、戸奈地区会副会長の閉会の辞により無事終了しました。
 帰りは暗闇の国道173号線を南下、出発点の山下駅を経由して阪急池田駅にて名残惜しく散会しました。
 能勢は、豊能郡能勢町と豊能町からなり、日蓮宗の霊場能勢妙見山、国の天然記念物の野間の大けやきが有名です。又、四方を箕面市、茨木市、京都府亀岡市、園部町、兵庫県川西市、猪名川町、篠山市に囲まれた大阪府の最北端の地です。豊能町には仲間が十数人いますが、能勢町には1人もいません。
 豊能地区会としては初めての企画であり、計画された役員の方々は心配されたと思いますが、参加された会員、御家族の皆様より楽しい催しであったと喜んでもらえたので、参加した会員を代表して厚く御礼申し上げます。
 これから忘年会、新年会シーズンとなりますが、一人でも多くの会員の方々の参加を願うものであります。

(文責:山本 智三)