連載 監査法人紹介M

東京北斗監査法人

 
Q1 貴監査法人の名称の由来を教えてください。

平成2年9月に、北斗監査法人と東京赤坂監査法人が合併し、現在に至っています。大阪の北斗監査法人の名称は、「政を為すに徳を以ってすれば、譬えば北辰其の所に居りて、衆星皆之に共うが如し。」という、論語の一節を引用したそうです。しかし、これはどうも後付けのようで、本当は「北斗の拳」から来たのではと思うのですが。
Q2 貴監査法人の特色をひとことでいうと?

もともと近畿会の税務委員会活動が昂じて、設立された法人だと聞いています。そんなことで当法人の税務対応能力は相当のレベルにあると自負しています。ファウンダーの先生方は、大手監査法人の後を振り返ってみれば、異彩を放っている「北斗」が目に入るというような存在でありたいとおっしゃっています。 当法人は「すべてに、公正と誠実をつらぬくこと。」をモットーに、明確にターゲットを中堅中小企業にしぼり、「クライアントとともに歩み、ともに成長する。」ことを目指しています。
Q3 貴監査法人の代表者はどんな方ですか?

体格がよく、顔つきにも迫力があり、しかも威厳のある話し方をされるため、第一印象は威圧感があり、少し取っ付きが悪いところがあります。ただ、クライアントにもスタッフにも相手が誰であっても、上から物を言ったり下から物を言ったりすることはなく、いつも対等なスタンスでおられ、吸収力があり、何か大きな感じがします。なお、所長の趣味は協会活動にあるようで、スタッフとしてはもう少し目を内に向けて欲しいと思うことがあります。
Q4 貴監査法人における仕事以外でのスタッフのコミュニケーションを実施していますか?

当法人には5Cというキーワードがあり、Cは「コミュニケーション」を意味しますが、その一つが実は「ノミニケーション」です。年に数回のゴルフコンペ、時にはボーリング大会、そして3年に1回の慰安旅行(主に海外)があります。また、誰かが入所した、誰かが三次試験に合格した、仕事の区切りが付いたと何かにつけ、飲み会ということになります。ただ、最近は「誘っても拒否する不心得者がいる。」というメッセージが掲示板に掲載されたりしており、少し亀裂が生じているのでしょうか。
Q5 貴監査法人で仕事以外の“その道のプロ”と自慢できる方がいればご紹介ください。

残念ながら、当法人には該当者はいません。「あっ、口だけゴルフシングル」がおられます。何しろ、証券会社の紹介で新規公開を目指される企業に出向き、初めて先方の社長と話をしたときのことです。「ところで、社長ゴルフはやられるのですか。」から始まって、立ち上がって10時2時のハーフスイングの実演指導をしたそうです。その社員はいつもよく所内で、ゴルフの話をしますが、便りのないときは不調なようです。聞くところによると、絶好調期は本当に限られた短い期間のようですが。
Q6 貴監査法人が実施している社会貢献活動、特別な福利厚生等があればお教えください。

法人として実施している社会貢献活動は特にありませんが、休日を使って、地域の少年ラクビーやサッカーのコーチをしている人がいます。           また、当法人は選択休暇制度を設けており、個人が望めば一定の休暇(年30%まで)を得ることができます。この選択休暇は、個人業務、研究活動、旅行等の趣味、ボランティア、どのように使うかは各人の自由です。
Q7 事務局の女性にお尋ねします。こちらの事務所の会計士はどんな方たちですか?

ファウンダーの先生たちは、個性豊かな自由人という感じがします。言葉を変えて言えば、「わがまま人」かもしれません。その影響を受けて、スタッフの方々も色々なタイプの人がおり、一言ではいえません。ただ、仕事に対しては非常に前向きでエネルギッシュに取り組まれています。                  また、事務局に対していつも気さくに接してくださいます。ただ、最近の新人の中には、女性に対する接し方がぎこちない人がいるのも確かです。すぐになれると思いますが。
Q8 貴監査法人周辺のお勧めのお店(ランチの店等)がありましたらご紹介ください。

当法人が入っているサンキュウビルの地下1階にある本場イタリア人シェフのお店「ピッコロ モンド」(大阪市中央区安土町3−2−14)は、お味はもちろん、雰囲気もかなり良い、落ち着いた感じのお店です。
Q9 貴監査法人の今後の展望をお教えください。

「経済のグローバル化、国家という枠を超えた広域経済圏の形成、重要度が増していくアジア経済等、世界的な変化の中にあって、日本の政治経済は大きく揺れ動いています。これからの時代に立ち向かう企業は、かつての大航海時代にも似て、激動する大海原に乗り出す一隻の船といえます。そこで確かな舵を取るためには、自分の位置と船体の状況を客観的に認識する眼が必要です。当法人は、企業経営者とそこに関わるすべてのみなさんのための偏りのない役割を担いたいと考えています。」これは当法人のパンフレットの一節です。                       法人とその構成員との意識の調和は、永久の課題と考えられているようです。構成員の成長なくして、法人の成長はないというところでしょうか、そのため、できるだけ多様なキャリアパスを用意しようと考えられているようです。
Q10 最後に貴監査法人のアピールをお書きください。

すでに述べましたが、当監査法人のスタッフは、みんなかなり個性的な人格の持ち主です。そのお互いの個性を尊重し合い、活かし合ってさらに法人としてパワーアップしたいと願っています。ただ、当法人の代表社員には、協会本部の副会長、京滋会の会長、ある大学の先生をやっておられる方がおり、少し力の分散が心配です。また、当法人は業務の内容にはこだわりが強いのですが、その見返りに対するこだわりが少し希薄なようです。もうちょっと商売上手になってほしいと思っています。               最後に一言、「実力と成長力を兼ね備えた独立系の監査法人として、経済社会に4大法人以外の選択肢を提示できる組織を目指す。」少しかっこよすぎたでしょうか。
 
東京北斗監査法人
 代表者 澤田 眞史
 大阪市中央区安土町3−2−14
 サンキュウビルディング11階(担当者 池上 由香)
TEL 06−6265−8461  FAX 06−6265−8462