地区会コーナー

「目で観る」「耳で聞く」「舌で味わう」の三部作

吹田摂津地区会に参加して  

平成16年3月27日(土)12:00〜17:00

第0部
 朝10時にJR山崎駅に着いた。天気は快晴。例年より早咲きの桜はつぼみ状態でした。天王山山頂へのハイキングを妻と一緒に楽しんだ。眼につくのは青々とした竹林でした。山頂には30分程で着き、小倉神社の方へ足を運んだ。地区会の第一部行事場所の山崎山荘に正午過ぎに着く予定だった。山を降りた後の平地で迷いました。田舎のいろんな住宅街やJRと阪急の列車を何回も見た2時間半でした。
第1部 名画の鑑賞と大正ロマン(12:00〜13:00)    山崎山荘(山崎美術館)の見学
12:40分に遅れて着いたので、好きなビールも飲めず足早に見学した。
 モネの名画数点の「睡蓮」。その中でもガラス付きでない「裸の油絵」が、飾ってある場所のせいか、インパクトがあった。
 今回の世話人衣目修三氏に会い、第2部以降の突然の参加を希望したら、快諾してもらいました。
第2部 介護や養護の現状視察(13:15〜15:30)
 社会福祉法人 大阪水上隣保館(養護施設・特別養護老人施設)の見学と説明
山崎山荘から裏山道を歩いて15分程で着いた。古くなった児童養護施設「遥(はるか)学園」を見学しながら、急な階段を下りて、特別養護老人ホーム「弥栄(やえ)の郷」に到着。
 老人ホーム入居者と同じメニューの昼食を頂きました。味は普通で残さず食べました。
 その後まず児童養護担当主任より養護の実状と問題点の説明を聞き、大変な状況、大変な仕事を理解しました。例えば、子より親の取り扱いが大変。昔は警察(悪の解決)、今は医者(心の解決)の世話になる。精神的重労働の為、職員が2・3年しか続かない。等々。後半は、特別養護担当主任より入居者の現状と問題点の説明を受け、その後施設の見学をした。良い講義を聴いた学生時代を思い出しました。
第3部 水割り懇談会(15:30〜17:00)   サントリーウイスキーミュージアム
 施設より舗装道路を歩いて5分程で着いた。工場見学。ウイスキー製造過程よりも、若くて溌剌としたガイドさんの訓練された説明の仕方に感心した。見学の後、サントリー・品質担当講師俵氏(事務局員松岡利江さんのデッサン仲間)の計らいで、普通のウイスキー以外に20年物の原酒2種類を頂いた。帰りにサントリー山崎蒸溜所ピュアモルトウイスキー(300ml:市販されていない)をお土産に1人1本づつ頂いた。至れり尽くせりの試飲会でした。
第4部  今回の3部作。大阪水上隣保館の理事を20年間やっておられる衣目氏のツテで第2部を。事務局員松岡さんのツテで第3部を。人の縁で特別な体験を楽しんだ1日でした。枡田圭兒会長をはじめ参加人数は17名と少なかったが、各々満足なさった事と思われる。

(足立 光三記)

老人ホームと同じメニューでの昼食風景

児童養護施設についての説明を聞く

 

サントリー ウイスキーミュージアム